メンタル

”元ネトゲ廃人”が考える「ゲームの世界」との上手な付き合い方

2021-08-29

スマホの普及によってゲームはより身近なものになりました。

ゲーム機を買わなくても、ダウンロードすれば好きなゲームができるこの手軽さ。
また、ゲーム機を使ったソフトならではのクオリティを求める生粋のゲーマーの方も多いはず。

最近では「eスポーツ」と呼ばれるゲームを使った競技も日本では少しずつ人気が高まっています。

このように時代とともに進化してきた「ゲーム」。


そんな「ゲームの世界」を私自身のネトゲ体験をもとに話してみようと思います。

結論だけ気になる方は、3章「自分の将来、成長を見据えるなら」へ!

「ゲームの世界」は魅力満載!どんな体験ができる!?

「ゲームの世界」の魅力

オンラインゲームやネトゲは「社会の縮図」!?

「社会の縮図」はちょっと言い過ぎな気もしますが(笑)

最近のゲームはそう言ってもよいくらいに、なんでもできちゃいます。

ゲームの中が1つの世界になっている感じ。

ゲーム内通貨もあれば、昼、夜などの時間概念があるものも。
広大なフィールド、自分の場所(マイホームやマイルーム)やチームの拠点など、ゲーム内での生活を快適にする仕組みが整っています。

そこに、自分と同じようにゲームをしている「顔も名前もわからない人」の分身たちがたくさん。これはゲームをしている画面のむこう側にはちゃんと人間がいることを意味しています。

そんな人たちと、協力プレイをしたり、時には競い合う。
近頃のゲームでは、攻略することに限らず人としゃべることも立派なゲームのうちです。
現実世界だけなら絶対に関わることのない人たちが、「ゲームの世界」にはたくさんいます。
何十歳も年が離れた人、全くちがう職業や立場の人、外国の人など。

そんないろんな人たちが同じ条件で成り立つ「ゲームの世界」にいるんです。
何も起きないはずがありません...(笑)
楽しいこともたくさん、つらいことだって起きます。現実世界のように!

そんなネトゲをはじめ、ゲームをするってすごい魅力的な娯楽だと思いませんか?

"某ネトゲプレイ時間7000h超"の筆者が体験した「ネトゲ社会」

FPS系、DotA系、オンラインRPG系たくさんのネトゲを遊んできたよ!

ネトゲをやり始めたのは、大学生の頃。
しだいに「ゲームの世界」にどっぷりはまっていくわけですが、その中でも1番遊んだ某ネトゲの体験談を思い返してみます✎

ネトゲとか興味ないよって方は結論までGo!長いから!

幅広い年齢層&外国人と交流で、チームはすごいコミュニティだった!

ゲームを始めた頃はネトゲの自由度の高さにすごく驚きました。 そして一気にその魅力に引き込まれたわけです。

右も左もわからない自分に優しく声をかけてくれるチームのマスターやマネージャー達。 もうこの時点で、今までやってきたオフラインのゲームとは全くちがうもの。
すごく新鮮で刺激的な体験でした。

そしてこのチームにお世話になること数年。
自分もたくさんの人たちと出逢ってきました。学生さんから自分の年の倍以上は生きている先輩方。さらには日本が好きな外国人さんまで!笑
話す態度や行動はほんとに人それぞれです。そんなたくさんの人たちが自分のまわりを動き回っているのを見ると、まさに「ゲームの世界」に入って生活している気分になりました。

ときにはけんかすることも。ロビーで大騒動事件勃発

ときにはケンカすることも。だって遊んでいるのは同じ人間だから。 画面越しでのやり取りだとなおさら相手の意図を汲み取るのは難しいものです。
きっかけは些細なすれ違い。口論になるのは、現実でもネットで同じみたい。

私が体験したのは、人がたくさん集まってくるロビーでの言い合い合戦。 最初は個人間でのやり取りだったみたいですが、しだいに周りを巻き込みつつエスカレート。 伏字になるような暴言(禁止ワードは伏字になります)が飛び交い、ボロクソの言い争いに。 自分のキャラクターがちゃんと表示されないほどにサーバーは重くなり、次々にロビーには野次馬たちが集まってきました。

顔がみえないからと大口を叩いてしまう人、それを正論で「謝れよ」と仲介する人。また、それを面白がってさらにはやし立てる人。 もうカオス状態。。。
「ネットの世界」の発言は、現実よりも荒々しいです。
見ていて時間のムダと思っちゃったりもするけど...それでも見ちゃうよね。だって人間だもん。

インするといつも同じ人いるあるある

これはどこのゲームにも(笑)
ゲームに住んでるんじゃないか?と思うくらい、いつでもいる人。
数年前は自分がそう思われていたんだろうなぁ...(笑)

レアドロ報告にしかめっ面、課金・無課金の差

ゲーム内でレアアイテムがドロップしたり、ゲットしたら誰でもうれしいですよね。その報告をよく思わない人がいるのも、ゲームあるあるではないでしょうか。その報告をする側の言い方の問題もきっとあるとは思いますが。

現実世界であっても、他人の幸せ報告を素直に喜べる人は少数だと思います。現実でも、ゲーム内でも行き過ぎた自慢は好かれません。
そしてどのゲームでもあるのが、課金・無課金の差。 こればっかりはあからさまに差が出てしまう部分。そして、その人の人間味がでる部分でもあると私は思います。 仲良くなって話をしていくとその人の人間性とか、ある程度の生活水準などもなんとなくわかっっちゃったり。

ただアクションゲームをしているだけでなくて、まわりの人たちの感情や性格などの人間性がすごく感じられるのもネトゲのひとつのおもしろさかなと思います。

「この人苦手」、「嫌なことがあった」ので、チーム辞めます

ネトゲにだって苦手な人はいます。中身は人間だから。 顔がみえないことで、ニュアンスの違いで行き違いになってしまったり。

「ゲームの世界」のコミュニケーションって案外むずかしいのかもしれません。

ゲーム内ショップでの転売、RMT問題

まさに「社会の縮図」だなぁと感じます。
ゲームの中だって、転売ヤーはいます!そこまで悪質ではないと思いますが。買い占めておいて、高くなった時に売ったり。 ゲーム内でもこのお金のやり取りを考えながら立ち回りを考えるあたり、「ゲームの世界」が成り立ってるなぁって感じます。

どうでしょうか?「ゲームの世界」。
ネトゲを例に挙げてみましたが、今どきのゲームは本当にやることが盛りだくさん!1日中だって遊んでいられます。

そこで問題になるのが、どれだけの時間を「ゲームの世界」に費やしているのか。なかには1日中入り浸ってしまうゲーム中毒者になっている方も、もしかしたらいるかもしれません。

そんなゲームをする時間について、次章でより深く考えていきましょう!

ゲームする時間ってほんとうに無駄なの?

ゲームする時間は無駄?

よく言われる「ゲームは時間の無駄」論

気づいたら朝までゲームをしていた、食事もとらずに熱中して1日が終わってしまったなど、ゲームをすることが日課になってしまうほどドはまりしている方も少なくないんじゃないかと私は思います。

自分もその1人であり、隙あらばゲーム機の電源を入れる、アプリを開いて状況を確認するなど、ゲームが生活の一部になっている時期もありました。

そんなゲームにたくさんの時間を費やしてきた人たちがぶつかる疑問。

「ゲームする時間って無駄なんじゃないか...?」

ネットではたくさんの方々が持論を展開し、さまざまな意見があります。
自分もまた、「無駄なのかな?」とふと悩んだときに、周りの方々の意見を探していました。

そう考えてしまう理由。

「時間だけ過ぎて何も残らない。」

行き着くのはこの考えじゃないでしょうか?

自分もよくゲームをしながら何度も思いました。
けれど、これはゲームが悪いわけじゃないはずです。ゲームに限らずそう感じてしまうものは他にもあるのだから。

負けてしまった日のパチンコとか、家で食事をとった後なのに車を飛ばしてラーメン屋に行ってしまった時間とかね(笑)

きっと「ゲームは時間の無駄」だと感じてしまっている人は、「ゲームをする以上にやるべきことがある」とどこかでうすうす感じているんじゃないかと私は思います。やるべきことがあるのはわかっているけど、楽しい気持ちもあるから辞められない状態。

そんな「ゲームをすることへの葛藤」、あなたはありませんか?

もしそう思ってしまうほどに悩んでいたら、この2つを意識してみてください。

  • 「ゲームは無駄」、「何も残らない」と悟ってしまうレベルまでやらない。
  • ゲームは息抜きや暇つぶしのためにある娯楽である。

ゲームはすごく魅力的なものであって、やりようによっては自身の人間力を高めてくれます。

要は度合いの問題。

優先順位を考えた時に、今やるべきことに対して、ゲームをする時間の使い方は本当に正しいのか?

純粋にゲームを楽しむだけの余裕があれば、「ゲームをすることは無駄なのかな?」という悩みは浮かばないんじゃないかなと思います。

[体験談]「ゲームをすること」の人生への影響

自分の場合

  • 視力が悪くなった。(難病指定”円錐角膜”の発症)
  • 生活リズムが乱れる。(もちろん時間管理ができている友人も普通にいます)
  • 膨大な時間を費やす

自分のまわりでは

  • 交友の幅が広がり、数年単位で遊べる友人ができた。(オフ会や別ゲーなどを一緒に)
  • 異性との交際へ発展(ゲームがきっかけで発展した方たちを数組見ました。)
  • ゲームでの出会いから現実世界の結婚へ(リアフレが実際に)

自分の場合は、ゲームをする度合いが行き過ぎていたので体に影響がでました。
悪いことばかりを挙げていますが、逆にゲームをきっかけに幸せをつかんだ方だっています。

このように現代のゲームは、人生が変わるきっかけになることも無きにしも非ずなのです。

自分の将来、成長を見据えるなら

自分の将来、成長を見据えるなら

「ゲーム=娯楽」、娯楽は暇をつぶすためのもの。

ここまで自身の経験をもとに、ゲームについてたくさんお話してきました。

ゲームをする時間が無駄かは人それぞれ。
もし自分の将来を考えながらも、ゲームとの付き合い方に悩んでいる方がいましたら「ゲームをする時間の優先度」をもう一度考えてみましょう。

ゲームは娯楽の一種であって、娯楽は暇をつぶすためのもの。
時間とお金などにある程度余裕の出てくる年代の方々にとっては、ゲームをすることはよい時間の使い方になるかもしれません。

逆に、若い方にとってはゲームをしすぎることはメリットにはならないと思っています。
なぜならその時間は社会で生き抜くための成長にあてるべきものだからです。
社会経験がまだ浅く、責任や将来の見通しなどの実感が湧きづらい部分もあると思います。
しかし、若い方にとっては将来を見据えて動く今の”この時間”がすごく貴重なんです。

先が見えない社会ならなおさら。
娯楽よりも優先すべきものが他にあるはずです。

将来を見据えた目を養い、未来をより豊かにするために。
娯楽に振り回されず、自分の成長のために”今がんばる!”ことに時間を投資してみませんか?

まとめ

・近頃のゲームは奥深い!時間がいくらあっても足りないくらいに。

・のめり込み注意!プレイ時間は計画的に。

・娯楽よりも大切なものは何か見極めよう。将来を見据えるなら”今”が大事!

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

Junpei

好きなことは食べること!なんでも知りたい、気になっちゃうHSP気質です。まだまだ駆け出しですが、役に立つ記事を配信していくために、日々精進します!どうぞよろしくお願いします☻

-メンタル
-, , , ,